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中途半端な腐三十路のブログ

中途半端に腐っている三十路女がBL漫画を中心に語らせてもらいます

【スメルズライクグリーンスピリット】ネタバレ感想

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A (POE BACKS) (ポーバックス Be comics)

ド田舎の学生・三島は同級生からイジメられていた。理由は三島が“ホモっぽい”から。実際に男性が好きな三島は抵抗もせず、隠れてする女装だけが心の拠り所だった。ある日、三島が屋上にいると、以前なくした口紅を持ったイジメグループのリーダー・桐野を目撃する。彼は三島の使った口紅を、自らの唇に塗ろうとしていて……。この世界のどこかで“本当の自分”でいられる場所を求めた少年達の、今、一番伝えたい青春ストーリー。

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B (POE BACKS) (ポーバックス Be comics)

女装癖がある、同性が好き、“人とはどこか違う”…悩みを打ち明ける事で、クラスのいじめられっ子だった三島と、いじめっ子だった桐野は固い絆で結ばれる。しかし束の間の平和は、三島が社会科教師・柳田に目をつけられた事からガラガラと崩れ始める。小さな田舎町に駆け巡るウワサや、息子へ多大な期待を寄せる母の思い、その全てと対峙しながら三島と桐野、2人が導きだす答えとは――。


女装が好き、オトコが好き、 それは口に出来ない一夏の秘密。 大人が泣けるゲイ男子の青春。

 

以下ネタバレ感想です

 

いやー泣いた。

またこの始まりですが、本当に泣きました。

いわゆるBL作品というくくりではない物語です。

とにかく読んでみて欲しい。

 

かるーく流し読みが出来ない作品なので気合いが必要です。

読み返すのも、よし、スメルズライクグリーンスピリット読むぞ。と

自分を奮い立たせてから読みます。

 

切ないとか悲しいとかはっきりした涙ではなく

よく分からない感情の涙が溢れます。

sideBにて、桃源郷を目指したふたりが桐野の母親が倒れた事で

桃源郷にたどり着けず、家へ帰る電車のなかのシーンは胸が締め付けられます。

桐野が「手がね」と話始めるところが本当に本当に泣けました。

三島と桐野、二人がそれぞれ選んだ道は二度と交わることがなくても

たったひと夏の宝物の様な時間があったから

「がんばれ」るんだと思います。

 

読み終わった後、まるで自分は三島と桐野の親友の様な気持ちで

二人の人生に思いを馳せてしまうのです。